最近 kindle fire を使うようになったぼくです。紙媒体のほうが読みやすかったので今までは使っていませんでしたが、ハイライトなどの機能が使いやすかったので使うようになりました。
今までは本を汚すのに抵抗があったのでなかなか線を引くのに抵抗がありましたが、kindleを使うようになってからは気兼ねなくハイライト機能を使って線をひきまくり。後から引いた個所を確認できる当たり、便利になったものだなあと思います。
さて、嫌われる勇気、読了しました。
大まかにはこんな感じ
・あることが原因で何かができないのではなく、何かをしたくないから自分の中で原因を作り出している
・過去にとらわれる必要はない
・与えられたものが何であるか、よりもどう使うか。
・年上のえらいさんも、小さい子供も平等な立場。だから自分の意見はしっかりいうべき。ただし、敬意をもって。
・人と比べる必要はない。
・他人から褒められるために何かをすることを辞める。
・他人を評価することを辞める。
・他社の評価を気にせず、他社から嫌われたり承認されないというリスクを取って初めて自分らしい生き方を実現できる。
・自分自身が、他人ためにしてあげられることを考え、実行し、満足する。(その行動によって相手が満足するかどうかや、感謝されるかどうかなどは重要でない)
・人生は毎日が本番。毎日本気で頑張る。
感想
この本は、お人よしのぼくにとっていろいろと考えさせられる本でした。大きくなるにつれて人の顔色を窺うようになったり、年上の人に意見を物申すことも少なくなっていた気がします。
なるほど、と思ったのは「できない原因を自分で作りだしている」「子供も大人も平等である」「大切なのは自分なりに相手を思いやること」の3つ。
まず、できない原因を自分で作り出しているということ。
~だからできないという理由はよく使うもの。留学したいけどお金が~とかそんな感じ。だけどそれをしている限りは次のステップに進めない。とりあえずやってみる姿勢が大切だと思った。失敗しても死にはしないよ。
次に、子供も大人も平等に接するということ。
てっきりぼくは成長する過程で、最年長者の意見を尊重するのが一番いいと思うようになっていました。実際そうしていれば目上の人の反感も買わないし楽なので。
でもそうしている限りは相手の奴隷みたいになっちゃうんですね。でも実際は年齢は違えど、立場は平等。目上の人には敬意を払いつつも、自分なりの意見を言えるようになろうと思います。
最後に、自分なりに相手を思いやるということ
相手を思いやるというのは相手のしてほしいことをすることではなく、自分なりに考えて相手を思いやり、相手がどう受け取るか、感謝されるかどうかは別として、自分なりにいいことができたという達成感を得ることが大事だということ。
相手がしてほしい事をするのは奴隷とおなじこと。むしろ大事なのは積極的に相手にしてあげられることは何か?を考えることですね。
読む前まで、嫌われる勇気ってなんやねん!と思ってましたが、最後まで読んでみて結構気づきの多い本だったなと思います。読んでよかった!