こんにちは大学生ブロガーのとまとです。ブログを書き出すようになり、現在ではこの記事を含め50もあるブログになりました。記事が増えれば増えるほど少しずつアクセス数はふえました。でも書こうと思うネタは少なくなっていくし、どうすれば面白い記事を書けるのかわからなくなったりと困ることも増えました。ずっと思ってました。
「すごい記事を書きたい!!!」
と。
今回はそんな悩みを解決するために読んだ本、「伝え方が9割」がブログを書くうえでとても参考になる本だったので、良い記事をかけずアクセス数の増えない大学生ブロガーのあなたのためにレビューを書きました。
・面白くする工夫をする。
相手に受け入れられる文章と相手に受け入れられない文章の違いは相手のことを考えて書いているか。逆に言えば受け入れられるためには相手のことを考えなければなりません。
たとえば、とてもお洒落な女の子をデートに誘いたいなと思ったら、「一緒にデートしてもらえませんか?」というよりも、「○○に隠れ家的でめっちゃお洒落な古着屋さんがあるんだけど行ってみない?」のほうが間違いなく受け入れてもらえるはず。
言ってることは両方とも、「あなたとデートしたい」なのに、結果は180度違う結果になるのだから面白いと思わないですか?つまり、もしあなたが今のブログで結果が出せないとすればそれは特集している内容が悪いのではなくて、あなたのブログの書き方や、伝え方に問題があるということになります。
相手が何に興味を示しているか?ということにフォーカスすると自然とそういう言葉に置き換わります。ぼくはこの本を読んでどうすれば面白い文章が書けるようになるのか、相手の立場に立ち、心に刺さるフレーズを考えるうえで大切なポイントは何かについて勉強することができました。
・この本で学べること。
この本で学べることは大きく2つ。
1つめは相手にどうすればあなたのお願いを聞いてもらえるかということ。ブロガーのあなたの場合はどうすればブログを読んでもらえるか、どうすればあなたが紹介した商品を購入してもらえるかなどにあたります。この本ではどうすれば?を見つけるための7つの切り口、考え方について触れています。
人が何か重要な決断をするときは、必ず誰かにお願いをします。例えば、彼女がほしい時は「付き合ってください。」働こうと思ったときは「雇ってください。」何か物事を教えてほしい時は「弟子にしてください。」といったように。必ず相手にお願いします。だけどそのお願いが成立するか否かは相手次第なわけで、相手が納得いく、相手にメリットがあると感じてもらえなければ当然受け入れてもらえないのです。
大学生ブロガーでいえば、自分が良い!と思ったもの、服、サービスを紹介するのはいいけれど、相手のことを考えて記事を書いていないので本当の良さが伝わらなかったり、押しつけがましい記事になってしまったりします。そのサービスが実際に良いか悪いかはまた別問題なわけで...。
悪いのは内容ではなく、伝え方。
この7つの切り口(相手の好きなこと、嫌いなこと回避、選択の自由、認められたい欲、あなた限定、チームワーク化、感謝)を使うことで同じお願いが相手にとってもメリットに変化して双方にとって良いことに代わります。これを読んでから相手は何を欲してこの記事を読みに来るのか?なんかを考えるようになりました。具体例はこんな感じ。↓
2つめは強い言葉の使い方について。どうすればあなたの伝えたいことが他の誰かに刺さるかということ。ブログの題名をどう印象に残すか、どうすれば伝えたいことを的確に伝えられるかということ。この本では大きく5つの伝え方で書かれています。
同じことを伝えていても、人の印象に残る文章と残らない文章があります。駆け出しの大学生ブロガーはいくらいい内容の記事を書いても、タイトルが相手の心に残らないものだったりするので、「あれ、結局なんだったっけ?」となるわけです。逆にキャッチコピーをすごく学んで相手の心に刺さるタイトルをつけられる人は、内容はともあれ誰かに読んでみたい!!!と思わせる記事を作ることができます。
また、長期的なスパンで見ても、刺さらない文章だと「あの人誰だっけ?」刺さる文章だと、「あ~○○の人だよね!」となります。
例えばオバマ大統領はすごい魅力的なスピーチでアメリカ全土の人々を沸かせ、黒人初めてのアメリカ大統領になりました。あなたはオバマ大統領のことを知っていますが、実際にオバマ大統領がどんな政策をしたのか?どのような実績なのか?知らないんじゃないでしょうか。
そう、あなたが知っているのは...
...
...
「Yes,WE CAN」
だけではないでしょうか。
このほかにもオバマ大統領は「これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ」、「Chenge」など刺さるキャッチコピーを使えたからこそ大統領になれたといっても過言ではありません。
もちろんこれらはやみくもに作って、たまたま民衆にウケたのではないです。これまでに確立されてきた「強いコトバ」を作るルールにのっとって、ウケるべくしてウケたのです。
だから、ぼくら大学生ブロガーでもこの5つのポイントを押さえれば簡単に、簡単に印象に残るタイトル、記事を作ることができます。
まとめ
ブログを始めてから、売れてる人のブログを見るようになりました。でもいままで「違う」のはよくわかっても、「違い」がわかりませんでした。文字を大きくすればいいのか?ネタっぽくすればいいのか?面白い記事に共通する本質がつかめないままでした。
だけどこの本を読んで、面白い記事や印象に残る記事、多くの人々に刺さる記事をかける人の共通点はたった7つの考え方と5つの書き方だけで、それを身につけるだけで面白いブログになると知れて、実際にブログの書き方や、各ポイントも変わりました。
また、この本ではおまけ程度ではあるけれど、最後のほうに長い文章を書く場合のキャッチコピーの入れ方(どこに入れるべきか、どのような感じで文章を締めるべきか)なども書かれていて、めちゃくちゃ参考になりました。
ブログをはじめよう、ブログを始めたばかりでアクセス数が伸びなくて困ってる人はまず、この本を読むと間違いない。
「すごい記事を書きたい!!!」
なら、絶対にお勧めの一冊です。
漫画版もあります。