今日、久々にHPで販売するサービスを立ち上げました。いろんなサービスがWEB上で販売できるようになりましたが、そのうえで必ず書かなければならないもの、それが”特定商取引に基づく表記”です。
いわゆる特商法なんて言われたりしますが、これが必要なのは悪質/違法な事業者による勧誘行為を防止して、消費者を守るためです。
細かいことはこのブログを見なくても特定商取引法とは|特定商取引法ガイドを見たらわかるんですが、今回はメモがてらWEB上での販売に関する特商法に関するあれこれを解説します。(なぜ必要か/結局何かけばOKか)
ネットショップするなら必要な、特定商取引に基づく表記
特定商取引に基づく表記は、さっきも言った通りヤバイ事業者から消費者を守るために存在する法律ですが、WEBサイトでのショップを運営するならお勉強しなければなりません。
ネットショップ運営者は通信販売にカテゴライズされていて、下記のようなルールがあります。
・事業者の名前とか住所とか出してね
・誇大広告しないでね
・電子メール送るときは承諾とってね
・前払い式の時は通知してね
・契約解除の債務不履行しないでね
・無理やり申し込みさせないでね
この辺に関してはこのサイトがわかりやすくまとまってるので参考にしてみてください
特定商取引法に基づく表記とは?ネットショップ運営で知るべき規制と罰則
掲載しないとどうなるの?
特商法違反になるので個人の場合で3年以下300万円以下の罰金、法人だと3億円以下の罰金。行政処分もあり指示/業務停止/業務禁止命令が起こる可能性があります。(お仕事2年ぐらいできません)
やらかすと事業者名が公表されるので気を付けましょう
BASEだと設定画面で色々設定すると自動で特商法のアレ打ち込んでくれるのでほんと助かってます。
とりあえずこれだけ記載しよう
特商法結局何を記載すればいいねん!っていう話でして、BASEとかのECを簡単に立ち上げられるツールを除けば、自分で文章作成してHP上に張り付ける必要があります。
で、何を書けばいいのかという話なのですが下記13項目書けば完璧です。
・販売事業者
・運営統括責任者
・所在地
・電話番号
・メールアドレス
・販売URL
・代金商品以外の必要金額(送料とか、いくらかかるかまで明確に)
・販売数量(ロットのでかさとかその辺、1個から~など)
・お申し込みの有効期限
・商品引き渡し時期
・返品/不良品について
・表現及び商品に関する注意書き(個人差あります~など)
上記を表にして作れば完璧です!
ちなみにクロネコヤマトさんが見本かつHTMLのコードを出してて便利だったので乗せときます
特商法テンプレート|各種サービスログイン|ECビジネスのトータルパートナー | ヤマト運輸
まとめ
特定商取引に基づく表記は必ず書きましょうね。わからない人はおとなしくBASEでも使おう。以上。